クラスB滅菌機
歯科器具の滅菌機
ヨーロッパ規格であるEN13060に準拠した「クラスB」プレポストバキューム式の滅菌器です。非常に精度が高く、真空と蒸気の注入を交互に繰り返すことで、タービンなどのハンドピース内部の中腔パイプ内の残留空気を抜き、蒸気を細部まで行き渡らせ滅菌を行い「あらゆる種類の細菌を完全に滅菌できる」とされています。
歯科医院での「クラスB」滅菌器の普及率は3%弱と言われています。
当院では、世界的水準の滅菌システムを導入することにより、患者様が清潔な環境の中で安心して安全な治療が受けられますよう、感染予防対策システムやスタッフの知識、技術の向上に日々努めていきたいと考えています。
ステリライゼーションルーム
滅菌・消毒専用ルーム
当院では滅菌・消毒専用ルームを設置しています。
診療室とは別のフロアに専用ルームを設置することにより診療スペースと区分化(ゾーニング)し、汚染の拡大を防止しています。
また、汚染度の区域別にカラーゾーニングをし、汚染区域の識別を明確にして感染対策効果を高めています。
口腔外バキューム
治療時の細菌、ウイルス、粉塵、エアロゾル吸引機
通常の治療時には口腔内の細菌やウイルスが飛沫として飛散します。
院内感染予防のため、治療時に口腔外バキューム(歯科用の空気清浄機)を使用し、飛沫感染予防をおこない安心でクリーンな院内環境を保つように心がけています。
フリーアームアルテオの吸引をハイスピードカメラで比較:株式会社東京技研 – YouTube
メディカルライトエアー
医療機関向け空間のウイルス除去装置
治療中に発生する目に見えない物質や、来院される患者様が外部から持ち込む様々な有害物質が院内には浮遊しています。時にそれは治療の妨げや、患者様への不安要素となる場合があります。
メディカルライトエアーは光触媒を搭載し理想的な空気に浄化してキレイな院内空気環境をお届けします。
・ウイルス・細菌・エアロゾル・粉塵・花粉・ニオイ
メディカルライトエアー 医療機関向け空気浄化装置 紹介PV – YouTube
ポセイドン
歯科医院内の水の除菌装置
ポセイドンは院内で使われるすべての水を除菌するシステムです。
近年、感染予防の観点から、給水管路のバイオフィルムによる汚染について注視されています。
夜間、ユニットの給水系チューブ内の残留塩素濃度が減少してしまうため、水道水が本来持っている殺菌能力が低下し、細菌が急激に増殖してバイオフィルムを形成すると考えられているのです。
ポセイドンは残留塩素を補正し、給水管路内の除菌能力を維持することで、より衛生的な給水環境を保つことができます。 当院では「治療」や「うがい」に使用する水はもちろんのこと、「院内すべての水」を常にクリーンな状態に保ち続け、安心できる清潔な衛生環境づくりにこだわっています。
院内感染予防の取り組み
院内で使用する材料はディスポーザブル(使い捨て)にしています。
飛沫感染を防止するため、スタッフはマスク、フェイスシールド、ゴーグル着用で診療にあたらせていただきます。
診療台やレントゲン室は患者様毎にアルコールで清拭・消毒をしています。
来院される患者様には非接触型の体温検査計にて体温のチェックをさせていただいております。
また、医療従事者の健康管理も毎日チェックし記録しています。